ブライダルフェアに予約してあとは見学するだけ!となっても「実際どんなことを聞かれるんだろう?」と少し不安になってしまいますよね。
事前に聞かれそうなことを想定して話し合っておくことによって見学当日にスムーズに話が進んだり、再度見学に行く手間を省くことができます。
そこで今回は式場見学時に聞かれること10選を紹介したいと思います。
ブライダルフェアではどんなことをする?

ブライダルフェアとは、結婚式を考えているカップルを対象に結婚式場が行うイベントのことです。
イベントといっても連日開催されており、時間や種類・結婚式のスタイルによってその内容は様々で、見学者は自身の予定や考えている結婚式によって好みのブライダルフェアを選ぶことができます。
ブライダルフェアの内容
ブライダルフェアの主な内容はこちら。
- 相談会
- 試食会
- 衣装試着会
- 宿泊体験
- オンライン相談会
1回の見学につき約1~4時間ほどの時間を要し、試食会付きの場合は食事時間も含まれるため通常よりも長くなる傾向にあります。
おすすめの予約サイトはこちらをご参照ください。

ブライダルフェアの選び方
ブライダルフェアの詳細や予約方法についてはこちらをご参考ください。

人によって求める結婚式の形は違いますし、適切な見学開始時期もあったりします。
こちらの記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

ブライダルフェアで聞かれること10選

さて、ここからは見学当日に必ずといっていいほど聞かれることを紹介します。
答えられないとダメという訳ではありませんし、何故このようなことを聞くのかについても解説していきます。
個人情報
ほとんどの会場では式場到着時にアンケートへの記入があります。
アンケートの目的としては、その後のウェディングプランナーとの対面・会話時のネタや現時点での要望の把握、連絡手段を得るという目的があります。
名前・住所・電話番号等の個人情報の記入欄は必ずしも記入する必要はありませんが、書いていないと必ず聞かれるので書かない理由(営業されたくないなど)を伝えればしつこくされることはありません。
また結婚する予定はないのに試食目当てで参加される方は個人情報を書かない人が多い印象です。
どちらにしろアンケートで書かなくてもWEB予約時に名前・電話番号は知られるので、NGな連絡方法を伝えておけば問題ないかと思います。
二人について
アンケートに項目がある場合もありますが、こんなことを聞かれる時があります。
- 出会ったきっかけ
- 第一印象
- 入籍の有無や時期
- 趣味
- 好きな食べ物
一見結婚式に関係ある!?と思ってしまいますが、アイスブレイクとして緊張を解いたり、実体験に基づく会話から結婚式のヒントを探ったりしています。
この辺は特に誤魔化す必要はなく正直に答えていただいて大丈夫ですが、ここで答えたことが後の会場見学時に反映されることがあります。
例えば趣味がサッカーで出会ったきっかけがサッカー観戦とかだったら、会場見学の際の披露宴会場入場の瞬間にFIFAの入場曲が流れるみたいなイメージです。
両親への挨拶
両親に挨拶が済んでいるか・いないか、または両親の意向を聞かれます。
挨拶が済んでいない場合は順序的に挨拶→式場決定となるため挨拶の予定日を確認されますし、両親の意向については式場を決定する際に両親の許可が必要かどうかを探っています。
即決できない理由に「両親の許可」があるため、その懸念を払拭したいからですね。
他に検討している会場
通常新郎新婦は2~3件の式場を見学するので他に行く会場はあるかどうかや、ライバル式場対策をするために聞いてきます。
答え方としては正直に言って構いませんが、同タイプの式場を挙げておくと尚良いです。
理由は同タイプの場合は演出やポイントとなるものが似ているため見積り比較などもしやすいですし、契約段階では値引きの材料としても有効です。
ただ他の式場に行かせないために即決度合いが増す場合もあります。
式場のタイプの違いについてはこちらの記事をご覧ください。

結婚式の日程
色々提案するにあたって一番大切な日程は、式場もその日が販売できる日かどうかで契約の有無が変わってくるので必死です。
具体的な日程が決まらない限り見積りも提出できませんし、詳しい内容も詰めることができないので事前に話し合っておくと良いでしょう。
見学時の注意点としては、可能な日程が一つだけなどこだわりがありすぎると下記のような可能性があります。
- 日程が空いていない
- その日程で即決するため強引な接客を受ける
日程に関しては柔軟に、そして余裕を持って複数候補日を挙げておくことをおすすめします。
日程の選び方はこちらの記事を参考にしてみてください。

二人のこだわり
こだわりとは結婚式でやってみたいことです。
逆を言うと「その式場でできること」であり、例えばガーデン演出をやってみたいと思ってもホテルでは難しいですよね?
そのこだわりがお二人の中でどれくらいの位置付けかにもよりますが、式場として不可能なことであればそれを上回る提案をする必要がありますし、何より二人がどういう結婚式を望んでいるかを探るために聞かれる内容です。
- 料理
- ガーデンでの演出
- 手作り
- 雰囲気
- 衣装
- 装花
- BGM
人数
見学時点できっちりと人数を出す必要はありませんが、おおよその人数は考えておきましょう。
というのも、20~30名の少人数や親族中心の規模なのか60~80名の一般的な結婚式の規模なのかで提案できる内容や会場のサイズが変わってきます。
またある程度リアルな人数の方が正確な見積りも出ますので、事前に話しておきましょう。

結婚式の予算
アンケートにも必ずある項目ですが、二人が結婚式費用をどれくらいで考えているかを確認するために聞かれます。
見学時に関してはイメージがそこまでないと思いますが、この時答えた金額と見積り金額にそう大きな差異はないはずです。(安く答えた場合は別ですが)
しかしポイントは二人が負担できる金額(自己負担金額)を答えることです。

こちらの記事でも触れていますが、日本ではゲストからのご祝儀や両親の援助を結婚式費用に充当するため、それらを差し引いた自己負担金額が実際に結婚式に支払える金額となります。
自己負担金額がしっかりと決まっていれば式場から見積り提案も受けやすいですが、祝儀はゲストによって違うので注意が必要です。
祝儀の平均相場は3.3万円ほどですが、ゲスト層によって平均は変わってくるので「職場・友人・親族がそれぞれ何名ずつか」まで人数計算できると良いですね。
いつまでに会場を決定したいか
他に検討している会場との兼ね合いもありますが、この答えによって即決が可能か、または契約時期を見極めています。

例えば今月中に決めたいという答えなら他へ行かせず契約を急ぐでしょうし、コロナが収まってからという答えならフォローしていく方向に切り替えるかもしれません。
即決されなかったとしてもその後のフォロー営業はされますので、その対策方法はこちらをご参考ください。

会場の印象
これは基本的に見学後半に聞かれる質問です。
会場内の案内や料理試食が終わった後に「契約しますか?しませんか?」の話に入る前のテストクロージングとして感想を求められます。

一通り見学してみていかがでしたか?



いや~最悪でした
こんなことを言える猛者はいないと思いますが、この時の反応をみて即決できるか否かの最終判断を下しています。
無難な回答が多いですが具体的にどうだったかを聞いてくるので、他会場との比較で良かった点・悪かった点含めはっきりと言った方が主導権は握れます。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「ブライダルフェアで聞かれること」について紹介しました。
予習とは言っても会話の流れの中でのことですし、まずは見学を楽しんでいただくことが一番ですが、注意していただきたいのは例えすごく良くても、また断り切れなくても当日の契約はしない方が無難です。
深く考えずに・焦って契約して後に後悔する可能性を考えたら、一度持ち帰って他社との比較や口コミ確認もしっかり行って契約する方が間違いありません。
見学時にチェックしたいポイントはこちらの記事で解説していますので合わせて参考にしてみてくださいね。


それでは素敵な結婚式を♪