
そろそろ結婚式場を探すぞ~!
といっても無数に結婚式場がありすぎて迷ってしまいますよね。
以前「式場見学のポイント」の記事でも触れましたが、理想とする結婚式場に効率的に出会うためにも、まずは二人が好きなタイプの結婚式場を知ることが重要です。


そこで今回は結婚式を行うことができる4つのタイプについて、違いやメリットも交えて詳しく解説していきたいと思います。
結婚式場の種類は大きく分けて4タイプ
国内でできる結婚式場の種類はこちら。
- ゲストハウス
- ホテル
- 専門式場
- レストラン
コロナ禍の影響やフリーウェディングプランナーの登場で屋外や場所を問わない結婚式も浸透してきましたが、今まで出席した結婚式もいずれかに該当するのではないでしょうか?
日本の結婚式の歴史は自宅→神社→ホテル→ゲストハウスと時代によって行う場所の流行は移り変わり、今ではゲストハウスを筆頭にこの4種類が一般的となっています。


もっと詳しく言うと、ゲストハウス風の専門式場やゲストハウスのように貸切でできるホテルなど、細かく言ったらキリがありませんが、どの式場も流行のスタイルに合わせてきているのは否めません。
次項からはタイプ別にそれぞれの特徴を交えて紹介していきます。
【結婚式場の選び方①】ゲストハウス


現状一番人気といっても良い結婚式場のスタイル「ゲストハウス」の特徴はこちらです。
ゲストハウスの特徴=「館内全てを貸し切って非日常なプライベート感」
一軒家を貸し切ってプライベート感溢れる結婚式ができることが特徴のゲストハウスは現在日本で最も主流のスタイルです。
二人の家にゲストを招いて行う結婚式がコンセプトで、プライベートガーデンやプールなどの設備があったり、貸切故に自由度が高いことも特徴です。
家に招くといっても非日常感を味わうことができ、ガーデンでできる演出やフォトスポットにも事欠きません。
ただ結婚式に特化した施設だけに宿泊客が大勢いる場合や数百人規模の結婚式の場合には不向きですし、スタッフ全体の年齢層も若い傾向にあります。
ゲストハウスで行うメリット
- 完全貸切で結婚式ができる
- 貸切なので他ゲストや新郎新婦とバッティングすることがない
- 写真映えするスポットや料理
- 自分のテーマに合わせた装飾が可能
- 演出や設備が最先端のものがある
【結婚式場の選び方②】ホテル


以前より根強い人気のスタイル「ホテル」の特徴はこちらです。
ホテルの特徴=「充実した設備と確かなスキルでゲストをおもてなし」
ホテルの特徴は何といっても宿泊や付帯設備があるため、ゲストへのおもてなしや配慮が充実していることです。
例えば遠方ゲストであれば前泊・後泊が可能だったり、レストランなどの設備も併設しているため結婚式だけではないおもてなしが可能です。
またホテルは格式の高さや歴史による知名度、高いサービススキルが確立されており、職場関係や親族・年配などゲストを問わず安心して結婚式に参加していただけることでしょう。
近年ではフロア貸切などは増えてきていますが、一般の宿泊があったり複数の披露宴会場も併設しているため、完全貸切や自由度の高さではゲストハウスに劣ります。
ホテルで行うメリット
- 宿泊も同時に手配でき、割引もあることが多い
- 格式や知名度、ホテルならではの安心感がある
- レストランやカフェ、トイレなど施設が充実している
- フレンチ、折衷、日本料理など種類が多彩
- 結婚式後も利用しやすい
【結婚式場の選び方③】専門式場


結婚式に特化した施設である「専門式場」の特徴はこちらです。
専門式場の特徴=「選択の豊富さと一括で請け負う安心感」
専門式場とは結婚式に特化した総合施設のことで、チャペル・神殿・ガーデン・複数の披露宴会場をはじめ、ハネムーンや結婚指輪、衣装など全てその施設内で完結することが可能です。
披露宴会場ごとのテーマやコンセプトは明確に設定されているため、その中から好みに当てはまるものを選ぶことができますし、施設内で全てを選べる便利さは群を抜いています。
その歴史はホテルウェディングよりも古いとされ1980年代に最も流行した結婚式場のスタイルであり、互助会に入会している方の利用や親子2代に渡っての結婚式が多いことも特徴です。
今でこそゲストハウスよりのスタイルや施設も多くなりましたが施設はやや古いところが多く、その古さを価格で補っている印象です。
専門式場で行うメリット
- 結婚式にかかわることが一括で手配可能なので忙しい人も安心
- 価格も抑えめに、正統派な結婚式ができる
- 身内に互助会会員がいる場合は適用が可能
- ゴンドラなど特徴的なその時代特有の設備がある
- パック料金のような明確な価格設定がされている
【結婚式場の選び方④】レストラン


コロナ禍の結婚式で注目された「レストラン」の特徴はこちらです。
レストランの特徴=「料理に特化したアットホームな結婚式が可能」
コロナ禍の結婚式では大人数での会食が敬遠されたため、レストランでの結婚式をはじめとする少人数ウェディングが増加しました。
結婚式特有のセレモニー感やしきたりを嫌う新郎新婦にとっても、美味しい料理でゲストをもてなすことのできるレストランウェディングは今後も増加していくことでしょう。
料理の美味しさの他にも食材へのこだわりやゲストへの配慮、何よりも一緒に食べて飲んで楽しめることが最大の特徴と言えます。
通常はレストランとしての営業のため、専用の設備やウェディングプランナーが常駐していることは少ないので、一般的な結婚式を希望の方には向きません。
レストランで行うメリット
- 料理が美味しい
- 限られたゲストと一緒にアットホームな時間が過ごせる
- 装飾など自由度が高い
- 進行など型にはまらない演出が可能
- 結婚式後も記念日での利用などができる
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は結婚式場の違いについてまとめてみました。
宿泊や貸切はホテルやゲストハウスなどそれぞれの特徴ですが、近年はホテルだけど貸切・ゲストハウスだけど提携宿泊が無料・専門式場だけどガーデンウェディングなど、それぞれのデメリットを補う結婚式ができることが増えてきました。
とは言っても各式場のテイストや二人の好みもあるので、事前にどんなタイプが良いか考えて式場見学に臨みましょう。
式場探しでおすすめのサイトやブライダルフェアの探し方の記事はこちらをご参考ください。




それでは素敵な結婚式を♪