せっかく結婚式を挙げたのに「もっとこうすればよかった」と思う新郎新婦が多いことはご存じですか?
準備期間も長く高額な結婚式だからこそ余計にこういった後悔はしたくないですよね。今回は新郎新婦が抱きやすい後悔5選についてご紹介したいと思います。
この記事を読むことによって「こんなことに気をつければいいんだな」ということが分かりますので、現在打合せ期間の方は参考にしていただければ幸いです。
なぜ新郎新婦は結婚式で後悔してしまうのか

前述したとおり、結婚式は大変な労力を使っていますし、ゲストにも負担を強いているので後悔することなく大満足で無事にお開きを迎えたいと誰もが思うものです。
それでも何故結婚式後に後悔をしてしまう新郎新婦が後を絶たないのか。その理由はこちらです。
当事者としての結婚式を体験したことがないから
ゲストとしては経験があるけれど、新郎新婦としての結婚式はないんですよね。(大多数の人がという意味です。)
なので、どの辺を重視すればいいか、気をつけるべき点はどこなのかが完全に分からないまま当日を迎えます。
今はSNSで色々な情報を得たり卒花の方の体験談を見ることもできますが、それは別の式場の別の結婚式な訳です。
結婚式で後悔しやすいこと5選
さて、実際にどんなことに後悔してしまうのでしょうか。5位~1位を順にご紹介します。
5位:写真・映像
結婚式は総じてやり直しがきかないものです。プロが撮影する写真や映像は高額なので実施することに躊躇してしまう方も多いと思いますが、「やっておけばよかった」という声が多くあることも事実です。
実施しない場合の代替案としては、「友人などゲストによる撮影」が圧倒的に多いと思いますが、このようなデメリットがあります。
- 手振れがひどいなど映像としてのクオリティ
- 撮れていないシーンが多い
撮影といってもその前にゲストである訳ですからね。あまりにも期待しすぎるのも酷ですし、それなりのクオリティを求めるのであれば最初からプロに任せた方が安心です。


4位:結婚式場
結婚式当日というよりも打合せの段階からの話ですが、結婚式場自体も「他にすればよかった」という声が多く聞かれます。
自分たちで判断して契約したはずなのに何故このような意見が出てしまうのか言うと、
- 見学時と契約後の式場の対応が違う
- 担当者のスキル
- 大幅な金額アップ
大体このような意見で、即決をした方に多い意見と言えます。

見学時と契約後の式場の対応が違う
結婚式場は新規顧客をとても優遇します。
契約後に値引きがしにくいのはこのためで、どの式場もどうやって契約をするかを考えて接客を繰り広げてるため、契約後の新郎新婦がフォロー不足を感じたり、対応の不備を感じることも多くあります。
また持ち込み料など、契約後では対応しない場合もあります。

担当者のスキル
上の内容と少し重複しますが、結婚式場が接客していくうえで二つの体制があります。
- 一貫担当制
- 分業担当制
読んで字の如く、新規接客~プランニング~当日施行を一人のスタッフが中心となって行うか、別々のスタッフで担当するかの違いです。
今でこそ担当一貫制を導入する式場も増えてきましたが、まだまだ分業制も多いことは事実です。
基本的に新規接客は契約することが目的なのでベテランや営業スキルのあるスタッフが行いますが、プランニングは経験の浅い若いスタッフが行うことが多いです。

なので新規接客の時に頼れるウェディングプランナーで、「その人が良くて決めたのにもかかわらずプランニング担当で不安を感じた」ということが起こるのです。
大幅な金額アップ
これは結婚式場の方針にもよりますが、安く契約して打合せでどんどん上がるという仕組みのところにはありがちなことです。詳しくはこちらをご覧ください。

3位:ドレス
新婦にとって憧れの衣装であるドレスも後悔ポイントの多いものの一つです。これは式場が提携している衣装店や衣装見学を始める時期によりますが、このような意見があります。
- 提携している衣装店が1社しかなく、選べるものが少なかった
- 持込が禁止だったり、高額な持込料がかかる
- 見学開始時期が直近すぎて着たい衣装が全て予約済だった
特に多いのが衣装点数が多いと謳う結婚式場や衣装店がありますが、それよりも実際に自分が着ることのできるサイズを確認しておくことが必須です。
特にマタニティ専用ドレスなどは点数やデザインも限られてきますので必ずご確認ください。

あとデザインは毎年のようにトレンドが変わったり流行り廃りが多いです。
衣装店によって取り扱うテイストも異なりますので、どんなラインナップを取り扱っているか、そもそも自分の着たいドレスまたはブランドのものが着ることができるかも重要ですね。
2位:料理・ドリンク
ゲストが結婚式場に対して最も期待している内容と言ってもいい「料理・ドリンク」は、これをケチることによってゲスト満足度にダイレクトに影響してきます。
コースが複数ある場合は、1名あたり数千円グレードアップすれば内容も豪華になりますが人数を考えると躊躇してしまいますよね。
しかし、料金が安ければ品数は少なく質も低くなる訳で、これで味も美味しくなかったとしたら「●●の結婚式の料理、味もボリュームもしょぼかったよね~」なんてことになりかねません。
ましてやゲストは高額なお金を払って出席してくれていますので、そこは忘れないようにしていただきたいものです。

1位:全体の費用
費用で後悔することは二つあります。
- 節約しすぎたのでもっとかければ良かった
- お金をかけすぎてしまったのでもっと削れば良かった
1はゲスト満足度に、2は自分たちの貯蓄に直結しますね。
費用はとても難しく、人によっても予算が異なりますので「これくらいかけたからいい結婚式」というものは存在しません。

なんだかんだ「バランス」が大事だね!
1に関しては、今回のランキングに登場している写真・映像、料理などは節約して金額的なメリットはあるものの、記録として残せなかったり、ゲスト満足度を得られなかったりという後悔に繋がります。
2に関してはゲスト満足は得られるでしょうが、その後の生活等に不具合が生じる可能性があり、「お金をかけすぎてハネムーンに行けなかった」「貯金がなくなった」という声もよく聞かれます。
結婚式は人生のイベントにおいて全てではありませんからね。ちなみに結婚式後にお金のかかるイベントはこのようなものがあります。
- ハネムーン
- 内祝い
- 出産
- 育児
- 引越し
- マイホーム
全てが一度にかかる訳ではありませんが、どれも高額なものばかり。そもそも日々の生活もある訳ですから限度を考えながら結婚式の打合せを進めていきたいですね。


まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は「結婚式で後悔しやすいこと」についてご紹介しました。色々書きましたが、自己満足といってしまえばそれまでですが、まずは自分たちが楽しむことが全てです。
「後悔したくない」と思いすぎるあまり色々気にしすぎてもいけませんし、「そういえばこんなこと言ってたな~」くらいに少し思い出していただければ幸いです。
それでは素敵な結婚式を♪

