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wasaohaya
愛犬わさびと一緒に暮らす元ウェディングプランナー。 ウェディングプランナーとしての経験をもとに、結婚を中心に生活に役立つ情報をお届けします。
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1.5次会の結婚式とは?二人もゲストも負担のない結婚式が叶う!

結婚式は変なルールやしきたりがあって敷居が高いと思う新郎新婦も多いのではないでしょうか。

もっとカジュアルに、背伸びしない結婚式を行いたいという理由から1.5次会形式の結婚式を選択される方も増えています。

大事にしないといけない伝統もありますが、時代の移り変わりによって価値観は変わっていくので式場側も柔軟に対応しないといけません。

今回は自由度や手軽さが魅力の1.5次会ウェディングについて解説したいと思います。

目次

1.5次会の結婚式とは

その名の通り、一次会=披露宴と二次会の間のことを指します。

披露宴よりはフォーマルすぎない、二次会よりはカジュアルすぎない中間を取ったスタイルとして1.5次会と呼ばれるようになりました。

元々通常の結婚式は大枠で言うと金太郎飴のような、ある程度同じようなプログラムや少し堅苦しさを感じさせるものでもありました。

かと言って二次会ほどにはくだけすぎない、招待するゲストも友人だけではなく幅を広げたいという要望から1.5次会は徐々に増えてきています。

何より自分たちらしさを出しつつ自由度や予算を考えながら創り上げていけることが1.5次会の魅力と言えます。

1.5次会はどんなスタイルで行われる?

会場

厳密に言うと場所を問いません。

二次会は専門のパーティ会場が多いですが、結婚式場からホテルやレストラン、コロナ禍の今では屋外(キャンプ場・ビーチ)などバラエティに富んだ選択が可能です。

親族や会社関係が多い場合などはゲストの顔ぶれに合わせて、格式や設備を重視して場所を選ぶことも重要です。

予算

1.5次会の魅力、それは双方に負担のかからない費用設定が可能なことです。

通常の結婚式では、

  • ゲスト1名につき3万円~の祝儀を支払うことが通常
  • 新郎新婦はそれに合わせた料金体系を組まされている

簡単に言うと、祝儀制だから「料理はある程度のコースで、色々オプションもつけないといけないよね~」っていう状態に自然に導かれているのです。

高い祝儀をいただく見返りとして、結果的に費用と負担が増えているとも言えます。

その点会費制は、

  • ゲスト1名につき、払う金額が明確になっている
  • 新郎新婦は人数が決まっていれば予算組みをしやすい

ゲストの負担は減り、新郎新婦は自己負担と想定会費を合わせた予算内でやりくりする目途が立つためリーズナブルに行えるスタイルと言えます。

結婚すると自由に使えるお金も減りますし、結婚式の祝儀が高いこともゲストの負担となっていますよね。

特に女性ゲストは祝儀の他に美容院代や衣装など出費が多いことも事実ですから、そういった理由で1.5次会を選択される方も増えています。

ちなみに1.5次会ウェディングでのゲスト一人当たりの金額設定は1~2万円が多いようです。

当然人数が多い方が会費内で行える幅は増え新郎新婦の負担も少なくなりますが、お金のやりくりの考え方はこちらです。

自己負担+(会費金額×人数)=結婚式費用

招待方法

結婚式では一般的に紙ベースの招待状を送ることが通常です。

しかし、1.5次会の場合はWEB上で招待案内を出すことも増えてきました。

パーティーの規模や客層などにもよりますが、二次会との差別化を図りたいのであれば紙ベースが無難です。

立食と着席と時間の関係

結婚式って基本的に着席ですよね。

立食と着席の一番の違いは「食事をすること」がメインかどうかです。

同窓会や異業種交流会、よくテレビで見る海外のセレブがシャンパンを片手に談笑しているパーティーは、「参加者同士の交流」を目的としているから立食なんですね。

結婚式も交流に違いないんですが、新郎新婦からのおもてなしと考えた場合着席の方が望ましいでしょう。

ただ会場のキャパに比べて人数が多い場合は、立食にしてスペースを確保することもありますし、立食は必ずビュッフェ形式、着席はどちらでもOKとなります。

通常の披露宴と比べて1.5次会は短時間に設定されていることが多いですが、立食は時間も短縮される傾向にあります。

料理や引出物

金額設定により異なりますのでイメージはこのような感じです。

会費金額~1万円1~1.5万円1.5~2万円
料理ビュッフェビュッフェ/ハーフコースコース
引出物プチギフトのみプチギフト+引菓子引菓子+カタログ

左から見て二次会→披露宴のようなイメージで変化していきます。

カジュアルさを求めるか披露宴のようなフォーマルさを求めるか、会費以外にもビュッフェかコースかでも雰囲気は変わりますからね。

こだわりすぎて結果的に祝儀制にすれば良かったという声もあるので、事前にしっかりと計画しておく必要があります。

プログラム

こちらも厳密に決まりはありません。

ちなみに通常の披露宴の場合の基本的なプログラムはこちらです。

  1. 挙式
  2. シャワーセレモニー
  3. 披露宴入場
  4. 祝辞
  5. 乾杯
  6. 友人スピーチ
  7. ケーキ入刀
  8. 中座
  9. 再入場
  10. テーブルラウンド
  11. 余興
  12. 新婦手紙
  13. 花束贈呈
  14. 両家代表謝辞
  15. 新郎謝辞
  16. 退場
  17. エンディングムービー

こうやって見ると沢山やることがありますよね。

1.5次会は二人の要望や予算との兼ね合い、招待するゲストによってフォーマルな披露宴よりも簡略化したものになるので該当しないものもあります。

衣装が1着のみであれば再入場は必要ないですし、堅苦しい挨拶は望まないのあればスピーチ系は省くなど自由なプログラムを組むことが可能です。

また披露宴よりもカジュアル志向のため、ゲストと一緒に楽しめる演出やガーデンでのイベントを企画されることも。

どこまでできるかは式場や担当プランナーにもご確認ください。

プロ司会者

二次会は友人、通常の披露宴は司会者とほぼ決まっていますが1.5次会は予算との兼ね合いで検討という方が多いのではないでしょうか。

プロ司会者は第三者としてパーティーを見れること言葉を伝える以外にも合間の言葉や間を繋ぐ・作ることに優れている点にあります。

パーティーの規模や雰囲気によって必要不可欠なものですし、迷うくらいだったら依頼しておく方が吉と言えます。

1.5次会ができる会場を探すには

1.5次会と言っても基本的にどの式場でも取り扱っているプランとなるので結婚式場で1.5次会を考えているのであれば各式場にお問合せください。

その際はブライダルフェア等もチェックして、お得な特典を忘れないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は1.5次会ウェディングについて紹介しました。

場所や予算やスタイルに融通が利くのが1.5次会で、不自由と言われていた結婚式が今後再認識されるためにはこの形がスタンダードにならないといけないように思います。

本日のまとめはこちらです。

  • 1.5次会は披露宴と二次会の良いとこどりをしたスタイル
  • 形式は予算や客層に応じて幅広く変更が可能
  • 式場に直接頼むか専門業者を介して探すことができる

それでは素敵な結婚式を♪

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