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wasaohaya
愛犬わさびと一緒に暮らす元ウェディングプランナー。 ウェディングプランナーとしての経験をもとに、結婚を中心に生活に役立つ情報をお届けします。
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【結婚式の引出物の選び方】気になるマナーも紹介します

結婚式に出席してくれたゲストへ用意する「引出物」

現在はゲストとの関係性や間柄によって引出物を贈り分けすることが主流ですが、何を基準に選べばいいのか迷ってしまいますよね。

適当に選んだ結果、ゲストの不満を発生させてしまうことも考えられるだけに、慎重に選ぶ必要があります。

この記事では引出物の最低限のルールやマナーをはじめ、選び方のコツを解説します。

これから結婚式を控えている方は是非ご参考ください。

目次

結婚式の引出物の細かいルールやマナー

引出物とは、出席してくれたゲストに対して贈るお礼の品のことを指します。

細かいルールやマナーはこちらです。

熨斗

以前内祝いの記事でも触れましたが、引出物にも熨斗をつけて贈ります。

内祝いとは違う点は引出物袋の中に数品入っている点で、その中の「記念品」や「引菓子」に熨斗をつけるのが一般的です。

わさび

よくカタログギフトに熨斗がついているね!

水引は「紅白の結び切り」を使う点は内祝いと一緒で名目は「寿」、贈り主の名前には両家の性(右が新郎家、左が新婦家)を書きます。

式場で引出物を注文する際は、熨斗のことを新郎新婦側があれこれ考えることはないのでご安心ください。

品数

結婚式では「割れる」「別れる」などの忌み言葉があり、祝儀や引出物も同様に偶数でなく奇数が良いとされています。

今でこそ2品も一般的ですが、記念品・引菓子・縁起物計3品を1セットにして贈ることが最も多く、地域によっては品数を増やして5品にすることもあります。

誰につける?

引出物はゲスト全員につける訳ではありません。

招待状や席次表同様、世帯につき1セットを贈ることが一般的です。これは夫婦や家族の場合はご祝儀をまとめていただくことが理由です。

まとめている分友人などよりも多くご祝儀をいただくので引出物の金額や品数で調整しますが、夫婦別々でご祝儀をいただく場合は引出物は2セット用意するようにしましょう。

相場

一人あたりにかかる引出物の合計は5000円~6000円が平均で、ゲストからいただくご祝儀を予測して引出物を贈り分けすることが一般的です。

ちなみに、ご祝儀の目安はこのようになっています。

ご祝儀の目安
  • 友人 30,000円
  • 職場 30,000円~50,000円
  • 親族 50,000円~100,000円

ゲストの肩書きや家族構成、また職場のルールによってもいただくご祝儀は変わってきますが、概ねこの金額から想定して引出物を検討します。

引出物は3品あるので「記念品」の金額を想定するご祝儀の約1/10に、残りの品は1000円が一般的な金額です。

このようなイメージです。

引出物の総額イメージ
  • 友人:3,000円+1,000円+1,000円=5,000円
  • 職場:(3,000円~5,000円)+1,000円+1,000円=5,000円~7,000円
  • 親族:(5,000円~1,0000円)+1,000円+1,000円=7,000円~1,0000円

結婚式の引出物の選び方

提携業者と持ち込み

引出物の選び方には大きく分けて二つあります。

  • 結婚式場が提携する業者から選ぶ
  • 自分たちで持込する

ほとんどの方は式場提携先から選ぶことが多いはずです。

というのも基本的に引出物持ち込みには「持ち込み料」が発生することが多いためですが、持ち込みの場合はセッティングや検品など自分たちで行う必要があるので式場に事前に確認しておきましょう。

わさび

引出物のトラブルは式直前が多いから持ち込みの場合は注意しよう!

また、引出物の贈り分けは上記の「職場・友人・親族」になりますが、もっと細分化すると「男性か女性か・独身か既婚か・家族構成・年齢」などによって好まれるアイテムも違うので考慮できると良いですね。

ゲストに喜ばれるもの

かつてもらって嬉しくない引出物として、「新郎新婦の顔写真入りの食器」がランクインしたことがありました。

今でこそそのようなものを選ぶ人は少なくなりましたが、「使いづらい」「捨てにくい」ものは今も昔も敬遠される傾向にあります。

選び方の基本としては当然「実用的」「使いやすいもの」が人気で、ゲストによって贈り分けできると当然満足度も高まります。

ここからは各アイテム毎の選び方を紹介します。

項目別の選択基準

記念品

引出物の中では金額的な割合が大きい記念品。

基本的に「カタログギフト」か「アイテム」のどちらかになります。

カタログギフト

ゲストによって選ぶ自由があるカタログギフトはやはり圧倒的な人気です。

アイテムと違って持ち帰り安さ=軽さがあることも特徴で、コースによって金額も分かれているので新郎新婦としても選ぶ負担がなく、贈り分けがしやすい点に優れています。

デメリットを挙げるとすれば、配送などの「システム料」が含まれているため額面どおりの金額の商品ラインナップという訳ではありません。

また最近は遠方の方への配慮として、3品全てがカタログやスマホから注文できる商品も登場しました。

引出物袋を持って移動するのも大変なので実用的とも言えますが、3品全て同じ業者が取り扱うアイテムのため「アイテムのラインナップ」が充実しているかというと疑問視がつきます。

ウエディング専門カタログギフト「ラ・マリエ」
アイテム

新郎新婦がゲストによって選ぶことができる「アイテム」も依然人気です。

理由はカタログギフトだと「注文のし忘れ」と「欲しいものがない」という理由が圧倒的ですが、そもそも新郎新婦が選んだ商品が本当にゲストにとって欲しいものかどうかは分からないという心配もつきます。

かといって贈り分けを意識しすぎるあまり、めちゃくちゃ細かい点数になってしまうと管理も注意が必要で、式場によっては受け入れ不可の場合もあるのでご注意ください。

BRUNO コンパクト ホットプレート

引菓子

木の年輪を意味するバウムクーヘンは、「これからも絆を深めていけるように」という意味があり定番のアイテムです。

その他、人気店のスイーツなども商品として増えてきましたが、ゲストによっては召し上がるまで時間がかかることもあり日持ちがするものも好まれます。

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縁起物

夫婦円満を象徴する「鰹節」

結納のアイテムにもなっていてブライダル業界では一般的なアイテムですが、「引出物」に関してはゲストを選ぶ場合があります。

特に独身男性は鰹節は使わないことが多いですし、意味合いを大事するか、実用性を大事にするか迷うところでもあります。

それでも最近はスープやドレッシングなど普段の生活でも取り入れやすいものが増えてきていますのでご安心ください。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は結婚式の引出物の選び方について紹介しました。

出席すると当たり前のようにある引出物ですが、掘り下げてみると奥深いアイテムと言えますし、ゲストに喜んでいただける引出物をチョイスできると良いですね。

本日のまとめはこちらです。

  • 引出物は細かいマナーがあり、地域によってもルールが異なる
  • 引出物は式場手配の方が負担は少ないが、持込の方が選ぶ種類が豊富
  • 引出物はゲストによって贈り分けできると満足度も高い

それでは素敵な結婚式を♪

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