結婚式場を探す時、施設の雰囲気やブランド力も大事ですが「口コミ」もとても大事ですよね。
物を購入する時や宿泊を予約する時など身の回りで口コミを見る機会は沢山ありますし、口コミ評価で購入を決断することも多々あると思います。
実は結婚式場探しでも口コミサイトがあるんですが、リアルな投稿が特徴的な「みんなのウェディング」について今回はご紹介したいと思います。
この記事を読むことによって「良い結婚式場」を探すコツも分かりますので、是非ご覧ください。
みんなのウェディングとは

みんなのウェディングとは株式会社エニマリが運営する「日本最大級の結婚式場の口コミサイト」です。
2008年のサービス開始以来、「結婚式の口コミ」に特化して今ではウェディングパークと並ぶブライダル業界の2大口コミサイトと言っていいでしょう。
当初は結婚式場からの反発も多かったのですが、リアルな口コミに対してその信頼性は高く、新郎新婦が式場探しをする際の不安点の解消にも繋がりました。
ちなみにその不安点とはこちらです。
- 会場が提供する「装飾された情報」しか見れなかった
- 友人や知人の実体験による情報しか得られなかった
結婚式は基本的にリピート商品ではなく新郎新婦も初めて体験するものであること、またゲストとして結婚式に参列経験もそれほどある訳ではない(むしろ参列した式場で挙式を挙げたくはないという意識も)ことから、「比較検討」がしづらい状況だったのです。
リアルな口コミの掲載について当初反発もあったみんなのウェディングですが、結果的に口コミによって「新郎新婦が抱える不安を解消し」、新郎新婦も今まで「表に出ていなかったような情報を得ることができ」、真摯に取り組んでいる結婚式場は「良い口コミが集まり」、win-win-winとなった訳です。
みんなのウェディングの特徴
みんなのウェディングの主な特徴はこちらです。
様々な口コミが投稿・閲覧が可能
みんなのウェディングで4種類の口コミが投稿・閲覧できます。
- 本番
- 下見
- 招待
- 申込
式場全体のおおまかな口コミではなく、実施した人・見学した人・参列した人によって抱く感想や視点は異なるので分けて比較できることはいいですよね。
また、口コミと言っても忖度しているような内容だけではなく限りなくリアルな、そして誹謗中傷以外の悪い口コミもあります。
ちなみにゼクシィネットは悪い口コミが結構NG・良い口コミが目立つだけにこの辺りは媒体の特色と言えます。
費用明細
みんなのウェディングの最大の特徴とも言える「費用明細」ですが、なんと結婚式場の見積りや請求書が投稿・閲覧可能です。
今まで完全ブラックボックスだった費用明細が公開されたことでのメリットはこちら。
- 結婚式場に行かなくても費用の把握ができるようになった
- 最終的な請求金額を知ることができるようになった
結婚式場は戦々恐々でしょうね。特に請求金額に関しては上がる人がほとんどのためクレームになる部分でもあり、業界が見直さないといけない課題でもあります。

新郎新婦からすると一番知りたい情報ですからね。
最初は良いこと言って契約し、後に高くするという手法が使えなくなったことは新郎新婦からするとメリットです。
花嫁コミュニティ
他にはない特徴が花嫁コミュニティ(花コミュ)という、会員同士の交流の場があります。
- 結婚式レポ
- 花嫁Q&A
- 結婚式準備レポ
レポートはInstagramのようなイメージでしょうか。同時期に結婚式を行う・行った花嫁のリアルを知ることができます。
口コミ投稿キャンペーン
ウェディングパークと同様に、みんなのウェディングでは口コミを投稿することによって「ご祝儀ポイント」がもらえます。ご祝儀1ポイントにつき「1円」で交換が可能です。

いずれも本番の口コミが高く、最終明細の画像投稿で更なるポイントを得ることができます。下見や招待でもポイントがもらえるので、沢山見学に行かれた方や参列経験が豊富な方はお小遣い稼ぎにいかがでしょうか。

ただし、口コミ投稿にはある程度の文字制限があるよ!
みんなのウェディングの使い方
さて、みんなのウェディングをどのように活用していくかです。
比較検討として使う
他サイトのようにWEB上から見学予約をしたり、LINEで相談をしたりもできるのですが正直他サイトの方が機能的には充実しています。








上記のサイトを見てみるとフェアの特典内容であれば「ハナユメ」、サポート面であれば「トキハナ」ですね。
みんなのウェディングは元々結婚式媒体の中でも立ち位置が変わっていて、集客がメインではなく「比較検討」に比重が置かれていることが理由です。
ブライダルフェアの内容に関しては結婚式場の各媒体毎に確認できますので、そこから気に入ったものを選ぶのが良いです。






本物の口コミを見分ける
式場側は良い口コミを集めることによって総合評価点が上がります。
独自のアルゴリズムがあり単純に口コミを集めるだけではいけないそうですが、高いに越したことはありません。
しかし口コミを見ていく上で重要なのは評価の低い口コミで、あまりにも感情が入ってしまっている口コミは別ですが、式場毎に評価の低い口コミを見ていくとこんな特徴が出てきます。
- 契約を迫ってくる
- 他式場の悪口を言う
- 見積りからめちゃくちゃ上がった
- 接客サービスが良くない
などと、今までであれば世に出なかったようなことが書かれています。ちなみにあまりにも事実と反する口コミは掲載されないので掲載されていれば信憑性があると言えます。
また、こういった口コミが単発で載っているのならその方の捉え方とも言えますが、同じようなことがいくつもある式場は要注意で、それが式場の方針と言えるからです。
あとはその口コミが新鮮なものかどうかも重要で、あまりにも古い情報は参考にならないケースもありますし、最近の記事で評価の低い内容が多ければ危険度MAXと言えます。
もちろん良い口コミも大事ですが、こんな問題もあります。
やらせ口コミ問題
Amazonで同じような問題がありましたが、この業界にも存在します。
以前ブライダル産業新聞の一面を飾った時があり、みんなのウェディング上でもそれが確認できたそうです。(みんなのウェディングが悪い訳ではありません。)
要は式場が専門業者から良い口コミを買うということです。新郎新婦も口コミを頼りにしますから、結果的に口コミランキングが上がり、サイトでは上位表示され来館や成約率が向上する仕組みです。
専門業者かは不明ですが、あまりにも絶賛の内容・満点評価がいくつもある式場はやらせの可能性もあるため良い評価は鵜呑みにしすぎないことをおすすめします。
あと総合評価は☆マークにピンク色で表示されていますが、やらせ認定口コミは黒の☆マークになるそうです。今はどうか不明ですがもし見かけたらご注意ください。
おすすめの使い方
個人的にはやはり「比較検討」をするツールとして使っていくのがいいと思っています。
例えばこれから式場を見学するぞ!と思った時にはこんな流れでしょうか。
- 見学予約は他サイトを使う
- 気になる式場の媒体毎にブライダルフェア内容や特典を調べる
- 一通り見学後、口コミをチェックする
- 評価の低い口コミを洗い出す
- 費用明細で「下見」と「本番」に差があり過ぎないかチェックする
- 費用明細の「下見」と自分がもらった見積書を見比べる
やはり他の方の費用明細が見れるのって良いですね。
得をしているのか損をしているのか分かりますし、普通は見ることのできない内容ですから是非チェックしてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は大手口コミサイト「みんなのウェディング」についてご紹介しました。
式場探しの期間は特に口コミチェックと比較検討は欠かせませんね。
本日のまとめはこちらです。
- リアルな口コミが見れて、特に「費用明細」がおすすめ
- 口コミ投稿キャンペーンはやって損はない
- メインは比較検討のツールとして、合わせて花コミュなど必要に応じて使う
それでは素敵な結婚式を♪