
どんな結婚式にしたいか迷うなあ
結婚式全体の柱となるテーマですが、最初は漠然としすぎてどんなテーマにすれば良いか悩んでしまいますよね。
しかしテーマがしっかりと決まっていると、装飾アイテムや衣装、演出など全体に統一感のある結婚式になります。
一生に一度のものですし、後悔ない結婚式にするためにも結婚式のテーマの決め方をご紹介したいと思います。
結婚式のテーマ決めはなぜ大事?


テーマというと少し難しく考えてしまうと思いますが、前述のように結婚式の柱となるもの=二人のこだわりと言えます。
こだわりを元に考えてみると、
- 演出
- アイテム
- 雰囲気
- おもてなし
このようにこだわりたい部分は様々で、更にもっと細分化して考えてみると、
- 演出=ガーデンでゆったり過ごす時間が欲しい
- アイテム=手作りのアイテムを沢山揃えたい
- 当日の雰囲気=ゲストが気兼ねなく楽しんでもらえる
- おもてなし=料理でゲストを満足させたい
よりリアルな二人のこだわりが浮かび上がってきますよね。
こういったこだわりたいポイントに色々肉付けしていくことによって統一感が生まれるという訳です。
そしてテーマが決まることによって、二人の結婚式の形がはっきりしてくることもメリットの一つで、上記の「ガーデンでゆったり過ごす時間が欲しい」を元に例を挙げてみます。
- ガーデン付きのゲストハウス
- 結婚式の日程は秋(春は花粉症があるため)
- 時間帯は昼付近
- スニーカーなどドレスコードを設ける
- 受付をガーデンで行う
- ウェルカムパーティーの実施やガーデンで乾杯
- 祝辞や友人スピーチ、余興は省く
- 衣装はウェディングドレスがメイン、カラードレスも可
- グランピングがあっても良い
- ガーデンでケーキ入刀からのデザートビュッフェ
- テーブルフォトではなくガーデンフォト
イメージできるでしょうか?
「ガーデンでゆったり」がテーマなので当然ガーデンにいる時間は増えますが、ゲストへの気遣いとして歩きやすいスニーカーや緊張感のあるスピーチ系はなくし、結婚式の時期や時間もゲストに配慮しています。




このようにこだわりから逆算して結婚式の形をイメージできるのでテーマを決めることは大事なので、打合せが始まる前までに是非考えてみてください。


結婚式のテーマの決め方と考え方


それではここからはテーマの考え方一例を紹介していきます。
季節
結婚式を挙げる季節をテーマにする場合は、その季節特有のものを取り入れることによって統一感が増します。
季節 | 花 | 料理 | イベント | BGM |
---|---|---|---|---|
春 | 桜 | フルーツ・彩り野菜 | お花見 | 桜会(ゆず) |
夏 | ひまわり | 冷たいもの・夏野菜 | 夏祭り | ひまわりの約束(秦基博) |
秋 | 薔薇 | 栗・さつまいも | ハロウィン | 茜色の約束(いきものがかり) |
冬 | クリスマスローズ | 温かいもの・チョコレート | クリスマス | ハピネス(AI) |
上記のように春は桜を装花やペーパーアイテムに使用したり、秋はハロウィンをテーマに仮装やお菓子の要素を取り入れても良いですね。
色
テーマに取り入れやすい「色」は、結婚式の様々なアイテムに使用が可能です。
- 衣装や小物
- 装花
- テーブルクロス
- ペーパーアイテム
- 装飾物
どの色を選択するかについては、一番はドレスが基本となるので新婦の肌に合う色が望ましいです。
理由は好きな色=似合う色ではなく、似合う色というのはこのようなメリットをもたらすからです。
- 明るい印象を与える
- 血色がよく見え、気になる部分が目立たなくなる
- 瞳の輝きなど第一印象が良く見える
似合う色を知るにはパーソナルカラー診断がおすすめなので衣装を決める前に一度やってみるのはいかがでしょうか。
数字
結婚式は数字にまつわるものが多いのでテーマとして取り入れやすいです。
例えば挙式日や入籍日がゾロ目だったり、苗字に漢数字が含まれている場合、夫婦を表す2の数字、西さんだったら2×4=8(西が8)で末広がりの縁起の良い8をテーマとするなど、考え方は多岐に渡ります。
ゲストにテーマとなる数字が含まれている方がいたりするとゲームなどにも使えそうですね。
趣味
新郎新婦に共通の趣味があるとオリジナリティのあるテーマになります。
- 映画:チケット風の招待状・ウェルカムポップコーン・映画BGM
- マリンスポーツ:夏の結婚式・マリンカラー・海をモチーフとした装飾
- スノーボード:冬の結婚式・スノーウェルカムボード・白系をメインの装飾
- 音楽:バンド生演奏・フェス風・音符のウェディングツリー
- アウトドア:グランピング・屋外会場・テントやガーランド
もし共通の趣味があるようなら是非取り入れたいテーマですね。
テイスト
ここでいうテイストとは、結婚式そのものの雰囲気です。
今はウッド調やグリーン系などのナチュラル系が人気ですが、その他にも様々なテイストがあります。
- シンプル系
- アンティーク系
- モダン系
- 和系
- エレガント系
- プリティ系
ナチュラル×アンティークなど掛け合わせも多いのがテイストの特徴で、それぞれのメインカラーも異なるので自分に合った色味を選択できると良いですね。
キャラクター
代表的なのは根強い人気のディズニーですが、キャラクターをテーマにするのは比較的容易です。
- 衣装
- テーブルクロス
- ペーパーアイテム
- 装飾物
- ウェディングケーキ
- BGM
- 映像
元となる素材があるためイメージしやすく、世界観を表現しやすいことも特徴の一つです。
例えばディズニーのラプンツェルがテーマだとしたら、ドレス・ペーパーアイテムは公式のデザインがありますし、装飾物はランタン、BGMは「輝く未来」などになります。
キーワード(言葉)
色や趣味などざっくりしたものではなく、二人の結婚式そのもののコンセプトとなるキーワードも人気です。
ゲストへの想いや大切にしている言葉、二人の人生観など映画のタイトルのようなキーワードとストーリー仕立ての結婚式が特徴的です。
クレイジーウェディングの実例がイメージしやすいと思うので参考にしてみてください。


まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は結婚式のテーマの決め方について紹介しました。
テーマというと少し難しく考えてしまいますが、何か一つ軸となるものがあると統一感のある結婚式になるので是非この記事を参考にしていいただけたらと思います。
本日のまとめはこちらです。
- テーマを決める前にまず二人がこだわってみたいものから考える
- 季節や色から連想して考える
それでは素敵な結婚式を♪